ワイモバイル(Y!mobile)は、Googleのブランドで展開されているAndroid 5.0搭載のスマートフォン「Nexus 6」を12月上旬以降に発売する。価格は、32GBモデルが6万9600円(税抜)、64GBモデルが7万9200円(税抜)。SIMロックフリーで提供される。
【お詫びと訂正】
「一括で購入する場合、SIMの契約なしで単体で購入もできる」と記載していましたが、発売日が発表された際の記事と同様に、正しくは「『シェアプラン』用の端末として、単体で購入することも可能」です。お詫びして訂正いたします。
Nexus 6
また、Y!mobile回線を契約して割賦(24回)で購入する場合、32GBモデルが月額2900円、64GBモデルが月額3300円となる。キャンペーンなどは現在検討中であるとした。
「ハードとOSのベストな端末」と、ハイスペックを強調したエリック・ガン氏
Y!mobileが販売する「Nexus 6」はSIMロックフリーで、プリインストールアプリやショートカットなどもなく、Google Playで販売される端末と同じ仕様になっている。(※関連記事)なお、「Nexus 6」が端末の仕様としてサポートしているキャリアアグリゲーションは、Y!mobileでは利用できない。
通信方式は、国内はW-CDMA方式(900MHz/2.1GHz)、FDD-LTE方式(900MHz/1.7GHz/2.1GHz)、AXGP方式(2.5GHz)。海外はGSM方式(850MHz/900MHz/1.8GHz/1.9GHz)、W-CDMA方式(800MHz/850MHz/900MHz/1.7GHz/1.9GHz/2.1GHz)、LTE方式(700MHz/800MHz/850MHz/900MHz/1.7GHz/1.8GHz/2.1GHz/2.5GHz/2.6GHz)となる。
Nexus 6のSIMスロットがnanoSIMサイズの仕様であることから、今回Y!mobileとして初めてのnanoSIMが使われる。展示会場での端末にはY!mobileのnanoSIMを挿した端末が並んだ。Y!mobileが提供しているSIMカードには、SMS、MMS、パケットマイレージ、待ちうたなどのサービスの認証のほか、ソフトバンクが提供するWi-Fiスポットへの接続時に必要な認証機能などが含まれているとのこと。
Y!mobileのNexus 6で使用するnanoSIM
Google PlayではなくY!mobileで購入することのメリットについて、担当者は“実際に店頭で触って購入できること”、“割賦で購入できること”、“店舗や専用窓口でサポートが受けられること”などをあげている。
SoftBank SELECTIONで専用アクセサリーも
Nexus 6向けアクセサリーとして「SoftBank SELECTION」ブランドより、専用ケース、専用保護フィルムなどをラインナップする。ワイモバイル取扱店舗および「SoftBank SELECTION」のオンラインショップで、端末の発売に合わせて販売される。
Nexus 6向けには手帳型ケースと、薄型ケースの2種類をラインナップする
手帳型でスタンドにもなるスタンドフリップケース for Nexus 6/3960円(税込)。カメラレンズとモトローラのロゴ用に穴が空いている
ポリカーボネート製のラバーケースfor Nexus 6/2880円(税込)
大画面スマートフォン対応 カーホルダー/3120円(税込)
太田 亮三
川崎 絵美
関連リンク ニュースリリースhttp://www.ymobile.jp/corporate/press/2014/1113_01.html
関連記事
Y!mobile、冬モデルで「Nexus 6」「MediaPad M1 8.0」をラインナップ
2014年11月13日
Android 5.0搭載の「Nexus 6」と「Nexus 9」が近日発売
2014年10月16日
写真で見る「Nexus 6」「Nexus 9」
2014年11月4日
「Nexus 6」は12月上旬にGoogle Playで発売、Googleが製品体験会
【更新】
2014年11月12日
Y!mobileガン社長、Nexus 6は「パフォーマンス重視のユーザーに」
2014年11月13日
「Nexus 6」、ワイモバイルが12月11日発売
2014年12月4日
Y!mobile、「Nexus 6」クラウドホワイトを19日に発売
2014年12月12日
ケータイ新製品SHOW CASE
Nexus 6(ダークブルー)
2014年12月22日
「Nexus 6」と「Nexus 5」にアップデート
2015年8月7日
Y!mobileの「Nexus 6」がAndroid 6.0に
2015年10月15日