仮面浪人を選択した理由について
仮面浪人した理由は様々ですが多くの仮面浪人生が仮面浪人を選択した理由をお話しします。この記事を書くにあたり、実際の経験や多くの仮面浪人生のインタビューをとりました。
周りには言えないリアルな理由

- 希望していた大学に落ちて諦めきれなかった
- 大学生という肩書が欲しかった
- 親に浪人することを反対された
- 浪人で成功できるか不安だった
- 大学のネームブランドが欲しい
- 将来の夢が変わったので学部を変えたい
基本的にはこの6つです。
仮面浪人は浪人することよりも成功率は格段に低いのに浪人する恐怖から逃げようと仮面浪人を選択する人が多いようです。
仮面浪人をやっている人の中には成功している人もいるし浪人はつまらなそうで自分はやっていけないと思う人も多いです。
私も仮面浪人を選択し身で私の一番の理由は浪人からの逃げです。
仮面浪人を選択した背景としては、現役の時毎日必死に勉強して大学受験に臨みました。センターを3校、抑えの大学を1回、実力相応の大学を3回、挑戦校を2回受験しました。
結果はセンター全落ち抑え合格実力相応が補欠合格です。挑戦校は落ちました。補欠合格をもらった大学から合格通知をもらったら普通の大学生をやろうと思っていました。
補欠合格の発表日は3回あって一番遅くて3月の末でした。二回目の発表日の日に合格通知をもらえず抑えの大学の入学手続き締め切りが来てしまうので抑えの大学に入学することを決めました。
この時、抑えの大学に入学することは抵抗がありました。なぜなら勉強を頑張ってきたし、抑えの大学のネームブランドは自分の努力量に釣り合っていないという要するに学歴コンプでした。
浪人を選択しなかったのは、孤独を恐れ自分の中で浪人=孤独という印象が強かったからです。
うちの家庭はあまり裕福ではなかったため浪人をするなら予備校には行かず宅浪でした。大学進学か浪人の選択を迫られたとき私には浪人を成功させる確信が湧いてこなかったので大学進学を選択しました。その時に仮面浪人の存在を知り、仮面浪人をしながら大学生をやろうと思いました。
実際浪人が目の前にくると不安になるものです。不安で夜も寝れなかった日が続いたのを今でも覚えています。そんな時自分には一つ合格をもらえていたので、浪人からの逃げ道がありました。補欠合格に落ち選択の時間に余裕がなくなり当時は判断力が鈍っていました。
仮面浪人で受かる自信があったかというと全くそうではなくて、成功させるしかないと思っていました。これから入学する抑えの大学に行っても就職やその後の人生がうまくいく気がせず、失礼ですがFラン行っているの?と周りからの視線も怖く自分にはこそこそ大学生をやりながら勉強するのがあっている気がしていました。
仮面浪人をする前とした後の考え方の違い

仮面浪人をする前は上に書いてあるように、辛いのを覚悟で仮面浪人を始めました。
仮面浪人の実際は思っていたものよりも100倍辛かったです。しかし途中で投げ出しませんでした。予想の範囲内の辛さだったからです。
仮面浪人生は思ったより自分の時間がありません。大学の課題やテスト勉強を受験勉強と平行して進めていくため時間が無くなります。
受験勉強に費やす時間は人によって違いますが平均としては4時間程度だと思います。12時には寝て6時に起きるとしても平日4時間の勉強時間を作ることで精一杯なので自分の時間はないと考えてください。
そこまで辛い思いをしてなぜ仮面浪人を続けるのか?
はたから見たらなぜ辛いのに仮面浪人を続けるのか?と思う人が多いと思いますが、それは辛いことが仮面浪人を辞める理由にならないからです。
それに仮面浪人を一度始めると、例え自分の学力が志望校からかなり離れていたとしても辞めるのは勇気がいります。
皆さんも大学のテスト勉強をしていなくても授業に出席していたら単位を落したくないですよね。それと仮面浪人生は同じ気持ちです。
仮面浪人をするか迷っている人へ
これを読んでいる貴方が仮面浪人をするか迷っているなら、するかどうかの判断基準を教えます。
- 志望している大学に必ず行きたい
- 辛いことにも耐えられる自信がある
- 今いる大学生活を棒に振る覚悟がある
この3つが自分はできると思うのであれば仮面浪人をすることをオススメします!
- 1人でいても寂しくない
- 忙しいのが苦手である
- こっちの人は浪人をオススメします。
- 今の大学にはある程度満足している
- 強い意志がない
- 大学生活が楽しみだ
このタイプの人はシンプルに大学生活を充実させてください!
最後まで読んでいただきありがとうございます!
また、仮面浪人ならではの集中力を高める方法のブログを公開しています。